機械式撤去で1800万円の支出を低減
駐車場の故障多発から
プロジェクト立ち上げ、問題解決へ
既存は機械2段式20台、平置き8台の計28台で駐車場管理を行ってきた。
2008年ころから駐車場に空きがでて、機械式の故障が多く発生。そこで駐車場問題対策プロジェクト会議を立ち上げ、次に修繕委員会に議題を移し、駐車場改修を具体化していった。駐車場の「空き」は常時5台分であった。
工事の実施は2015年。機械式駐車場を全面撤去、平置きとし(20台→10台)、従来の平置きの場所を増設(8台→11台)、さらに平置きを3台新設し、結果として5台減少の23台、全て平置きの駐車場が完成した。
工事を終えて管理組合では、機械式のメンテナンス費用55万円/年、この先20年間の長期修繕計画費用の合計約1,800万円の支出軽減ができたと話す。
さらにすべて平置きとしたことで駐車場が使用しやすくなった、開放感が増したなど、多くのメリットがあったと工事の実施を満足している。
(大規模修繕工事新聞105号)